日本の気候風土に適している家

日本は温暖湿潤気候と言われる通り、湿度が高い国です。
世界の建築物の特徴を見れば、自然的条件・地理的条件が密接に関わっていることがわかります。

地震の多い日本は、ヨーロッパのような石積み・レンガ積みという構造は向かないですね。
そこで主流になったのが木材です。

豊富で身近に採れる環境もあり加工もしやすく、適材適所に正しく利用し管理すれば、京都や奈良の神社仏閣のように何百年も維持することが可能です

近代の建築では、大規模建築での鉄やコンクリート造の台頭がありますが、酸化・劣化については、適正な条件下では木や石などの自然界にある物にはかないません。

また木材は、採取しやすさや耐久性だけでなく、住まいの湿度対策(快適さ)で鉄やコンクリートに勝ります。徒然草の有名な一説「家のつくりやうは、夏をむねとすべし」とあるように、夏のムシムシした不快感は今も昔も変わらないようです

木材には、調湿という機能があり、鉄やコンクリートには無い、室内の一定の空気中の水分を木材が保湿してくれ、湿度を下げてくれる効果があります。これで快適性にも一躍働くことになります。

ここまで、木材の良いところばかりお話してきましたが、もちろんデメリットもあります。

それは、正しく使わなければ腐るということ

 

そもそも木が腐る条件

木が腐るということを、皆さんが想像するとどうでしょう?

家の中にある、木製家具や木の置物が腐ってきたのを見たことありますか?まずないと思います。
外部放置されている、木材や塀などで腐りを見た方もあるかもしれません。

木が腐る要因は腐朽菌が発生すること!

木材が一般的な樹種で、含水率(木に含む水分の量)が25%を超えてくると、この腐朽菌が元気に活動し始め、徐々に徐々に木を腐らせていきます。
そして腐朽菌は、菌ですから空気があることが条件になります。

ちなみに①
まな板は毎日濡らして洗っており、含水率が100%近くになっているにも関わらず腐りません!何故でしょう?
それは乾燥させて、保管するからです。

 

ちなみに②
先日5月18日の日経新聞で東海地方水不足の記事、興味をそそるものを発見!
1958年(61年前)にダム底に沈んだ木造の橋が、ダムの水の枯渇で60年振りにその姿を現した。水不足の問題より、こちらの記事に心が踊らされました。
”橋”本体はもとより、手すり欄干まできれいに残っているではありませんか!
木材は、切り出され構造物となっても、「木はいつまでも生きている」と言われるゆえんです。

木を腐らせる家造りの注意点

これまでお話してきたように、木の特性を活かし家を長く使っていただくには、メンテナンスするという方法もありますが、どのように造るかが大切です

あまり雨漏れする家は無いでしょうし、万が一あっても、放置されなければ木は腐りませんね。
怖いのは、内部に隠れた乾きにくい部分。濡れて含水率が25%以上になっている場所があれば、腐り始めます。

最近の工法は、べた基礎で床下は防湿されたコンクリート、お風呂やユニットバス、トイレもタイル床ではないですが、

25年ほど前の日本の家つくりは、床下に土があり、お風呂やトイレもユニット化されておらず、水分を木材に浸透させてしまう造りでした。こんな場所から、腐朽菌やシロアリが発生していくケースも度々ありました。

私が今の木造住宅で最大に留意すべきは、雨漏れでなく結露です外気温と室内温度差は、真夏や真冬で15度~20度になります。これはもう結露を起こす温度差です。

壁の中で雫が滴り、柱や土台を濡らしていきます。半密閉ですから、乾きません、木は腐りますね。外周部に隙間があればどんどん湿った外気が壁内に流入します。
私はこの現象を勝手に”空気雨漏れ”と名付けてます。
 

では素晴らしい木の特性を活かして、長持させるには

私の結論は2つ。
1つ目は、旧日本家屋ように外部も内部も木をむき出しに表して、濡れても乾く、乾燥した木材環境にする(ものすごく寒いです)

2つ目は、建物外周部(屋根、外壁部、床下)の気密と断熱を両方実現し、温度差のある外気を遮断し結露を起こさないで木材を常に乾燥した状態に保つ

こんな木材の良さを実現しつつ、快適で長持ちさせる家つくりできる、工法・性能が「桧家住宅」にはあります

是非いろいろ見てくださいね。

 

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