こんにちは。大野です。

いよいよ梅雨明けし、地獄の暑さがやってきましたね。

桧家住宅名古屋では「Wバリア工法」のおかげで十分快適に過ごせる家づくりができますが、

もっと快適に過ごしたい方のために、窓に関するポイントと、用語の解説をしていきます。

◆窓からの日差し対策~基本編~

窓から入ってくる夏の日差しは、見ているだけでも暑くなりますよね。

屋根の軒を長くしたり、窓にひさしを設置すると、直射日光が遮られ涼しくなります。

夏の太陽は高い位置にあるので日が入りませんが、冬は太陽が低い位置にくるので日が入るようになり、全季節に対応できます。

手っ取り早く、今すぐに対策したい場合は、取り外しできるシェードやすだれを使うと良いでしょう。エアコンの室外機に直射日光が当たらないように設置すると、空調効率がアップする効果もあります。

飛ばされないよう、風の強い日は取り外すなど、十分注意してください。

 

◆進化するサッシの断熱性能!ところで…「熱貫流率」ってなに?

窓から入り込む夏の日差しや、冬の冷たい空気について、サッシメーカーも色々な対策をしており、良い商品がどんどん出ています。

ところで、サッシメーカーのホームページで調べていると、よく出てくるのが「熱貫流率」という言葉です。

 

熱貫流率とは:壁体などを介した2流体間で熱移動が生じる際、その熱の伝えやすさを表す数値である。(ウィキペディアより)

 

…調べてもよく分かりませんね。

ざっくり説明すると、例えば冬の寒い日に、屋内で暖房を効かせて暖かくした時、サッシを通して室内の熱がどれだけ外に出ていくか。を表せる数値です。

数値を伝えられてもピンとこないですが、この数字が小さいほど熱が伝わりにくい(断熱性能が高い)と覚えておけば大丈夫です。

 

また、同じ商品名のサッシでも、ガラスの種類などで、熱貫流率はそれぞれ違います。

メーカーの広告には、この「熱貫流率」が書かれたすぐそばに、小さい字で「トリプルガラスの場合」といった条件が書かれていることが多いので、注意して見てみましょう。

 

◆数値が良くても一長一短!サッシの注意点

窓のフレーム部分の材質が、アルミなら「アルミサッシ」、樹脂なら「樹脂サッシ」と言います。

一般的に、アルミサッシよりも樹脂サッシの方が、熱貫流率の数値が低いので

「じゃあ、樹脂サッシの方が良い商品なんだ」と思うでしょう。

でもちょっと待って‼

 

樹脂は「熱で変形・変色しやすい」という弱点があり、あまり暑い所や、直射日光のあたる場所で、樹脂サッシは使えません。枠が歪んで壊れてしまう事が有ります。

樹脂サッシを使用するなら、寒い地域の方が良いでしょう。

また、もともとの頑丈さでも、樹脂よりアルミの方が丈夫です。

 

桧家住宅名古屋では現在、アルミと樹脂のいいとこ取りをした、ハイブリッド構造のサッシ「サーモスX(複層ガラス)」を標準で搭載しています。

 

 

◆窓ガラスについても知りたい!「日射熱取得率」?「複層ガラス」?

今度は窓のガラス部分について。と思ったら…またまた難しい単語がたくさん出てきましたので、ひとつずつ解説いたします。

 

・「日射熱取得率」

別名「η値」「日射侵入率」とも言います。

こちらも難しいのでざっくり説明すると、外からの日射量(太陽からの光や熱)が、サッシのガラスを通して、どれだけ室内に入ってくるか、その割合を表した数値です。

この割合が低い(数字が小さい)ほど「夏の暑い日差しを遮る事が出来る」と言えます。しかし逆に、「冬は暖かい日差しが入りづらい」とも言い換えられます。

 

・「可視光透過率」

人の目が見る事の出来る光(感知できる光)を「可視光」と言います。可視光透過率は、ガラスがどれだけ可視光を通すかを、割合で表したものです。

割合が高いほど、光をよく通します。

ちなみに紫外線や赤外線は、人の目が感知できない(見えない)波長なので、可視光ではありません。

 

・「単板ガラス」「複層ガラス」「トリプルガラス」

窓にはめるガラスが1枚だけの物を「単板ガラス」、2枚重ねている物を「複層ガラス」(ペアガラスとも言います)、3枚重ねた物を「トリプルガラス」と呼びます。

複層ガラスやトリプルガラスは、重ねたガラスの間に空間(中空層)を作る事で、断熱性能を上げています。また、この空気の層に入れるガスの種類によっても断熱に差が出ます。

 

「Low-Eガラス」

Low-Eという特殊な金属膜を片面にコーティングしたガラスの事で、この金属膜は、太陽からの熱を伝わりにくくする性質をもっています。

複層ガラスやトリプルガラスの間に中空層がありますが、このどちらか一方の面に金属膜がくるよう施工することで、断熱や遮熱の性能が上がります。

◆番外編:お庭に植物を植えて日陰をつくる

ツル植物や樹木など、背が高くなる植物を植える事で日陰ができ、植物の呼吸による気化熱で涼しくなります。

ただし、やりすぎは禁物です。

植物は当然、成長します。植えれば植えるほど、毎日の手入れが大変になります。

(ちなみに我が家では、夏になると毎週、45Lのゴミ袋2つ分ぐらいの草むしりや枝打ちのゴミが出ます)

特に樹木は、敷地をはみ出すほど成長する恐れがあるので、成長した姿も考慮したうえで計画しましょう。

 
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