新居を機に、これからペットを飼おうと思う方もいらっしゃるかと思います。今回は、ペットを迎える家づくりのための注意点をご紹介します。
脱走に要注意
ペットを飼ううえで、まず心配になるのが、屋外への脱走です。
下のような間取りなら、玄関を入ってすぐに扉があるので、「玄関を開けたら、隙をついて出て行ってしまった!」などといった脱走を防ぐことが出来ます。
ただし、中にはドアや引き戸を自力で開けてしまう子もいるので油断は禁物です。
バルコニーや窓などから脱走する場合もあるので、開け閉めの際は注意しましょう。
ペットの種類別対策!~犬と猫~
ここから先は、ペットの種類別の注意点をご紹介します。
<犬と猫、共通の注意点…>
・コンセントや電気コードにおしっこをかけられると、漏電の危険性があるので、コンセント高さや位置に注意
・人間の食べ物を勝手に食べてしまわないよう注意。
・自力で開けない場所に保管する。(扉付きの食品庫など)
・洗面に水を溜めっぱなしにすると飲んでしまう事もあるので注意。
▶猫の場合…
・毛玉を吐いたり、爪を研ぐので、畳よりもフローリングやクッションフロアが〇
・襖や障子は破いてしまうので使わない方が良い
・すぐ棚の上に登って物を落とすので、飾り棚や扉のない収納は難しい
・入ってほしくない所には、格子状の柵だとよじ登ってしまうので無意味。
▶犬の場合…
・散歩後のお手入れのために、玄関のたたきは広めに作ると良い。外に足洗い場があると便利
・犬は滑りやすい床が苦手なので、ダックスフントなど腰痛が心配な犬種なら、フローリングよりもクッションフロアが〇
ハムスター・小鳥・爬虫類などの小動物
手軽に飼えるイメージがありますが、意外と注意が必要です。
動物は体が小さくなるほど、温度変化に敏感です。ちょっとした暑さで熱中症になったり、冬に凍死する場合もあります。
・体の小さな動物ほど温度変化に注意。空調の効いた部屋を用意する
・ハムスターや兎など臆病な性格の動物は、人の出入りが激しい場所にケージを置かない
・ケージのある部屋で殺虫剤やアロマを焚かない(キッチンの近くは避けた方が無難)
・近くに水回りがあると、ケージや水槽のお手入れがしやすい
・インコやオウムは意外と鳴き声が大きいので、防音も考えると◎
熱帯魚などの水槽
熱帯魚を飼ったり、アクアテラリウムを作ったり…特に大きな水槽は優雅で格好いいですが、重量に気を付けてください。
たとえば120㎝×60㎝×60㎝の水槽なら、水だけでも430リットル=430kg入ります。
水槽自体の重さや各種機材なども考えると、相当な重量になり、水の入れ替えや掃除などのメンテナンスも大変です。
・大きな水槽を設置する所は、重量によっては床補強が必要。
・2階よりも1階へ設置する方が無難
・日々のお手入れも考えて、水回りの近くに設置する(水槽が洗える大きさのシンクがあると便利)
ペットも含めた家族にとって快適な住まい作り
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