家を建てる時によくある失敗ってどんなことがあるのか?
実際、建築関係の仕事をしてない方が自分の家を建てようって考えても、なにが良くて何がいけないのか?なんてわかりませんよね。
家を建てる流れの中で一番重要なことは
『ズバリ!間取りの打ち合わせ。』一番重要と言ってもよいと思います。

今回は、家づくりの打ち合わせをしていく中で「後悔しない家づくり」の為に、「図面での気づきにくい点」について、3つの項目から話していきたいと思います。

1.家具について

まず、初めに家具についてお話していきたいと思います。

マイホームが完成してお引越しの際、基本的には完成後にお客様が元々使われた家具。もしくは、新しく購入された家具を搬入してくるかと思います。その中でも、打ち合わせの中で失敗しがちな点をいくつかご紹介していきたいと思います。

家具を図面上に表記しない場合は、おそらく図1のような図面だと思います

何が問題なのかというと、例えば照明の打ち合わせをしたとしましょう。

図2

図2の図面を見ての通り、家具を踏まえて照明の配置をしたいと思いませんか?
純粋に部屋の中心部分に~といった照明計画だと最終的に家具を配置した際に照明がズレてると感じてしまいます。 図面に家具が書かれていなくても、ある程度想定する必要があるかと思います。

基本的には、担当の設計士から聞いていただけると思いますので、もし説明がなければ設計士の方に確認を取っても良いかと思います。(2階の場合はベットに気をつけましょう、特に出入りができなくなってしまうため、バルコニー付近は注意 図3−1参照)

合わせてコンセント位置やテレビの位置、勉強机などもよく落としがちな部分になります。
家具ではありませんがカーテンも意識をしておくと後々の失敗が少なくなります。
カーテン溜まりの部分に物を配置しないように意識しましょう。

どういった配置で家具を配置していこうと考えているのか、どういった家具を配置するのかをしっかりと考えた上で打合せしていけるといいと思います。

そして、家具でもう一つの失敗ポイントとして家具の搬入そのものです。新しく家具を購入される方に関してはあまり関係ないのですが、元々ある家具を新しい家で使いたいという際には搬入する経路を気を付けましょう。

1階であれば基本的には搬入に支障はありませんが、2階に関しては、階段があるため心配な方は設計士との事前相談をしましょう。

.図面での高さ関係に関して

平面図は文字通り平面的に見た図面です。一階平面図であれば1〜2階の間で横にズバッと切ったもの上から見ているといったようなイメージです。

高さ関係を抑えることができれば、壁に棚やニッチを配置したいと言う際にも意識して高さを考えることができます。平面図上では高さは基本的に数字で全て表記してあります。H=〇〇〇〇
もう一つが、ガラス戸07020といったような表記となります。最初の高さ表記についてはその平面図上の床面から高さが〇〇〇〇と言うことになります。もう一つの表記として扉や窓の近くに数字だけの表記で07020のような表記があります。意味としては前の3桁070は横幅 後ろの20が高さになります。
070は700mm 20は2m といったような表記です。こういった表記を意識して打合せをしていくと、打ち合わせの中でも選択肢が広がるため色々と提案がしていけるかと思います。

.図面と現実のギャップ

最後の一項目として図面と現実のギャップについて話しておきたいと思います。実際に打ち合わせを終えたお客様で、建物の基礎の部分が立った際に思ったより小さいなと感じるお客様は結構多いです。

図面上と現実でのギャップは色々あり、照明やスイッチを考える際によくあるのですが、この部屋は照明はこの数で問題ないですかorこの間隔で問題ないですか、といったようなご質問もあります。

図面上で見ると確かに離れているように感じたり、広く感じるので照明が少なく感じてしまう場合はあります。しかし、数字でどの程度離れているのか考えると実際にそんなものか、、、、

大丈夫そうですね。と言うお客様が多いと思います。

図3−2参照

図3

↑実際は1mも離れていません。手を伸ばせば届く距離にあります。
スイッチに関しても、ここだと離れすぎていないですかといったこともあるのですが、これもやはり、現実に置き換えるとそうでもなかったりします。
打ち合わせの場面では図面を意識してしまうので、そう考えてしまいがちではありますが、現実に置き換えたらどのくらいなのか、と言うのをしっかりと考えた上で打ち合わせをしていくと、図面と現実のギャップというものを緩和できると思います。そうした際は余分な照明のスイッチや照明を減らすことができると思います。

以上が、設計段階で気を付ける落とし穴の3つになります。今まで話させていただいた内容に関しては基本的には担当設計の方が意識をして設計士の方からお客様に対して確認、提案をしていただけると思います。
なので、これを見た方は打ち合わせの時に少し意識をして、もし設計士の方からお話がなければ聞いて確認を取ってみることをお勧めします。
注文住宅は実際に建っているお家を見て体感することができないため、建物が建築された後に後悔してしまうといったことは無いようにして行かなければいけません。
どこまで、建物を想像してどういったものが建つのかをイメージできるかが、失敗しない家づくりの第一歩なのかもしれません。

このブログを読んで少しでも皆様のお役にたてたら幸いです。

以上、設計の久原でした。